2025年5月15日、北海道日本ハムファイターズの宮西尚生投手(39)が、880試合連続救援登板を達成しました!!
この数字は、元中日ドラゴンズの岩瀬仁紀投手が持つ879試合連続救援登板を塗り替える大記録です。
そこで今回は、宮西尚生投手って?これまでの活躍を振り返りながら、宮西投手が打ち立てた記録の凄さに迫ります!
プロフィール

名前:宮西尚生
生年月日:1985年6月2日 兵庫県尼崎市出身
経歴:市立尼崎高校ー関西学院大学ー北海道日本ハムファイターズ
身長/体重:180㎝、81kg
入団時から鉄腕
宮西投手は、2007年大学生・社会人ドラフト3巡目で指名され、関西学院大学から北海道日本ハムファイターズに入団しました。
ルーキーイヤーの2008年から50試合登板を果たすなど、初年度からその鉄腕ぶりを発揮。
2021年までの14年間、年間で50試合以上の登板を連続で記録しています。
ちなみにプロ野球の年間試合数は143試合ですので、2日に1回は投げている計算になります!まさに鉄腕ですね😌
880試合連続救援登板
今回の連続救援登板ですが、パッと聞いただけでは分かりにくいと思いますので、まず基本的な所から解説します。
投手は、先発・中継ぎ・抑えという主にこの3つの役割があります。
それぞれの役割を、簡単にまとめると、、、
・先発…試合の中で1番最初に投げる
・中継ぎ…先発の次に投げる
・抑え…試合の1番最後に投げる
宮西投手は、この中継ぎというポジションです。多くの投手は先発を経験し、中継ぎや抑えへ配置転換されていきます。しかし宮西投手は、入団時から中継ぎ一筋です。
そして先発投手が降板し、次に投げる中継ぎ投手のことを救援投手とも呼び、今回の連続救援記録はその中継ぎでずっと投げたことで打ち立てたものになります。
もう一つの大記録
ちなみに宮西投手はもう一つ、大記録を保持しています。それは、417ホールド記録です。(2025年5月17日現在)
ホールド記録とは、中継ぎ投手に与えられる記録のことです。記録がつく条件は
- 中継ぎ投手の登板時に、チームのリードが3点差以内か同点で救援登板資、そのリードを保ったまま次の投手に引き継いだ場合
- 2者連続でホームランを浴びた場合に同点、もしくは逆転される状況でリードを保った場合
- 点差に関わらず、3回以上投げリードを保った場合
- 同点でも、失点を許さず降板した場合
以上の条件を満たし、宮西投手についたホールド記録の数が417なのですが、じつはこの数字NPB歴代1位なんです!
そして2位は、元読売ジャイアンツの山口鉄也投手で273ホールドです。
1位と2位だけで実に144ホールドも差があるんですね!(◎_◎;)
ちなみに、417ホールドは世界記録でもあるので、改めて宮西投手の凄さを分かっていただけたのではないでしょうか☺️
まとめ
今回は、NPBで新記録を更新した宮西尚生投手について、まとめて来ました。
宮西投手が任されるのは、同点に追いつかれそうな時、逆転されそうな時など緊迫した場面も多く、その中継ぎ一筋でここまでの数字を打ち立てたことは、本当にレジェンドです。
まもなく40歳を迎える宮西投手ですが、まだまだ第一線で、投げ続けてくださる事でしょう!
ちなみにこの記録の日は、アイドルの中島健人さんがスペシャルゲストで来場されていました!ケンティにちなみ、ミヤティと呼ばれていた宮西投手。
今後もミヤティの活躍に、目が離せませんね!!
宮西投手のこれまでの成績はこちら
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